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3月9〜11日はお休みです。
3つ以上当てはまれば、副腎疲労症候群です。
副腎疲労症候群とは、長時間のストレスにより腎臓の上についている「副腎」という臓器から出る、頑張るホルモン(コルチゾール)がやがて出なくなり、うつ状態を発症します。
原因1;24時間続くストレス
仕事や学校、家庭環境に隠れている場合があります
原因2;慢性の炎症
コルチゾールのもう一つの役目は「炎症を抑える」こと
慢性的な炎症があると副腎が24時間働くことになります。
医療機関で検査してもらい、あれば治療してもらいましょう。
見落としがちな隠れた炎症巣
原因3;食事が悪い
ブドウ糖はエネルギー源として有名ですが、低血糖になると動けなくなります。
食事で摂ったブドウ糖はたった2時間ほどで使い果たされてしまいます。
では、なぜ夜などは長時間食事をしなくても低血糖にならないかというと、肝臓がブドウ糖を作り出してくれるからです。これを糖新生といいます。
この糖新生に大きく関わっているのが、コルチゾールです。
だから、副腎疲労でコルチゾールが減ると、肝臓がブドウ糖を作れなくなり、低血糖状態になってしまいます。=頑張りたくても頑張れない
副腎疲労の4つのステージ
あなたはどこに当てはまりますか?
1:無症状
ストレスにさらされているが、挑戦、冒険の気持ちで乗り切る。モリモリ元気というわけではないが、自覚症状がなく日常の生活は保たれる。
2:症状が出始める
一般的な診察では検査しても、異常なし。多くの場合、抗うつ剤、甲状腺ホルモン剤、エストロゲンが処方される。
3:副腎疲労
副腎疲労がさらに衰弱し、頑張りすぎた副腎はコルチゾールの産生が低下。体は本能として生き残るために省エネモードに移行。エネルギーを無理にでも作るため筋肉組織を壊し始める。
ステージ1・2とステージ3の違いは、その人がどんなに頑張っても1日をまともに過ごすことができない状態か否か。
4:副腎不全
一般の病院でも要医療になる。突然の下部の背中、腹部、足を貫くような痛みが走る。嘔吐や下痢、脱水、低血圧、意識喪失も起こりうる。治療されすどんどん悪化すると致命的になります。
1:ライフスタイルを見直す。
あなたのエネルギーを奪う人、仕事、食物を遠ざけましょう。
対人関係は最もストレスにある要素です。
会わなくてもいい人には会わないようにしましょう。
どうしても会わないと難しい場合は、自分の状態について話し、自分に体をわかってもらいましょう。
2:副腎をリラックスさせる。
睡眠、食事、運動など全てをリラックスさせる方向に持っていきましょう。良くなったくるとつい無理をしがち。そしてまた悪化してしまうので、回復させるためにリラックスが必要です。
当院の施術では内臓調整を行い、副腎のアプローチも行います。
交感神経が優位だと内臓も機能しにくいので、副交感神経優位な状態へと導き副腎の活性化を助けます。
3:食事
4:サプリメント
ビタミンC、ビタミンB5、マグネシウムは副腎ホルモンの合成に必須。
高濃度ビタミンC点滴はとても有効。
ビタミンEも抗酸化対策として有効
腸に炎症があると副腎が休めません。
また腸が悪いと、せっかくの栄養を摂っていても不足してしまう状態になります。
よって、腸内環境改善が副腎疲労改善に大きく影響します。
これらは悪玉菌が増えて、腸内環境が悪化しているサイン。
ステロイド、ピル、抗生剤の使用、糖尿病、過敏性腸炎などは全て腸漏れ症候群(リーキーガード)を起こす原因になります。
通常分娩の場合、母親の乳酸菌が子供に移行します。帝王切開は乳酸菌バランスが遺伝しません。
頑張りたくても頑張れない。お体がこのような状態なので、頑張らなくてもいいです。
食事の改善はとても大事ですが、完璧な食事をする必要はありません。完璧な食事を目指しすぎて、本来の「美味しい」「楽しい」「幸福感」などが失われてしまうこともあります。
万人に合う食事はありません。しかし、食事には良い悪いの両面があることを知り、正しい知識を持って流行や間違った情報に流されず、大切な健康を守ってください。
特に重度の副腎疲労の場合は、自炊することも大変です。以下のOK食材を上手に利用し、ご家族がいる場合はぜひ協力してもらいましょう。
食材の選び方(できるだけ添加物の少ないものを選ぶ)
OK
おにぎり:おかか、昆布、梅、鮭、のり
ゆで卵、温泉卵、ちくわ、さつまあげ、厚揚げ、冷奴、納豆、温めるだけのスープ、即席味噌汁、きゅうり、なすの漬物、惣菜のハンバーグ、和食の惣菜、(筑前煮などの根菜の煮物、白和え、胡麻和え、酢の物、南蛮漬け、煮魚、焼き魚、肉じゃがなどの煮物)茶碗蒸し、卵豆腐、チャーシュー、冷凍のブロッコリーやほうれん草、サバの缶詰、黒豆などの煮物、ところてん、ナッツ類、焼き芋、干し芋、甘栗、ゼリーや寒天、バナナ、フルーツ全般
調味料は砂糖を控えれば気にぜずOK。隠れ砂糖に注意。甘辛、甘酢、スイートチリソース
NG
サンドウィッチ、パン、パスタ、ピザ、うどん、ラーメン、牛乳、飲むヨーグルト、炭酸飲料、栄養ドリンク、ゼリー飲料、スポーツドリンク、ケーキ類
控えた方が良い
ハム、ベーコン、ソーセージ、(使うならお茹で煮立てて煮汁を捨てる、切れ目を多くして炒める)
明太子、たらこ、いくら
カット野菜(使うならよく水洗いすること)
無糖ヨーグルト(体調にあえばOKいずれやめたい)
野菜ジュース(無塩のトマトジュースなOK)
※個体差のあるもの
カフェイン*徐々に減らさないと禁断症状が出て危ない。禁断症状の認識が必要
お粥:低血糖の症状がある方には注意
玄米:消化力に問題がある方には要注意
すぐに低血糖状態になってしまうため捕食をおすすめします。
捕食のタイミングは(午前10時、午後3〜4時)にて血糖コントロールをしていきましょう。個体差がありますが、2時間おきの捕食で体調がよくなる人も多いです。ただし、1回の捕食あたり食べるようは少量にし、単純糖質よりもデンプン(米やイモ類)系の糖質を選びましょう。
手作り例
購入例
選ぶときのポイントは異性化糖(ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、ガムシロップ)、人工甘味料、カフェインの入っていないもの、添加物ができるだけ少ないものを選ぶようにしてください。腸内環境を悪化させる食材(小麦、乳製品、時間の経過した揚げ物)は避けておくことをお勧めします。
外に出て動けるようになってきたら、以下の食事を行っていきましょう。
グルテンを控える
まずは、パスタ、ピザ、パンなどから始まると単純でわかりやすい。自宅にある小麦粉・乾燥パスタを処分するところからスタート
できれば調味料もグルテンフリーがお勧め。金銭面、精神面に負担が大きくなりがちなので個人のレベルに応じて実施。
醤油は意外と小麦が多い。濃口、薄口、再仕込み:小麦と大豆が等量。
白は小麦がほとんど。
選ぶなら、たまり醤油
グルテンフリーの調味料(醤油やポン酢)ネットで買える。
コンソメ製品(ブイヨン)グルテンフリーで化学調味料不使用も購入できる。
パン屋さんの米粉パン、製パン用の米粉にはグルテンが入っていることがあるので、 100 % 米粉パンを使っているか確認して選びましょう。
グルテンフリー代用
米、キヌア、アワ、ヒエ、アマランサス、そば粉、はと麦はグルテンフリー
ガセインを控える
乳製品に含まれるタンパク質
牛乳:αガセイン
母乳、山羊乳:βガセイン
母乳のβガセインは赤ちゃんの消化酵素で分解できる
腸の炎症、アレルギー、中毒性を起こすのはαガセイン。人間の消化酵素で分解しにくい
乳糖不耐症、ラクターゼ不足で起こるお腹ゴロゴロ、下痢の症状
カルシウム、マグネシウムバランスが11:1とバランスが悪い。カゼインとカルシウムが働き吸収されカルシウムが過剰になってしまう。
遺伝子組み換え飼料、乳がん、子宮がんの原因になっている。
ガセインを含むもの
代用ミルク
まとめ
どちらか一方からスタートでもOK。禁断症状が出やすい2週間は辛抱が必要。その後に少しずつ慣れてきます。
代用案を使って、グルテン、ガセインフリーを目指しましょう。
一生制限するわけではないので、腸の状態が戻って来れば多少は食べても大丈夫なので、それまで頑張っていきましょう。
タンパク質は大切な栄養素。しかし、消化能力以上の摂取は腸内環境を荒らす原因になります。
胃腸の負担のかけにくいタンパク質の摂取方法
お鍋の出汁コーナーにあるスープの場合、化学調味料や添加物が入っているため注意しましょう。
水溶性食物繊維:穀類、海藻、果物、豆類、野菜、イモ類
大麦:βグルガン
海藻:アルギン酸、フコイダン
果物、野菜:ペクチン
モロヘイヤ・オクラなどネバネバ野菜:ムチン
ゴボウや菊芋:イヌリン
コンニャクイモ:グルコマンナン
血糖値コントロールや乳酸発酵の材料として働きが期待できる。
不溶性食物繊維:穀類、豆類、種実類、繊維質の野菜、イモ類、きのこ
植物の細胞壁、葉物野菜、根菜類、全粒穀物、豆、ナッツ、ゴマ:セルロース。ヘミセルロース、リグニン
水分を吸収して便の量を増やす、腸の蠕動運動を活性化、農薬、重金属。有害化学物質などを吸着して排泄する働き
腸内細菌に分解されないので、そのまま排泄される。
乳酸発酵:乳酸菌やビフィズス菌などの腸内細菌が食物繊維を材料にして、酪酸、ビタミン類、短鎖脂肪酸を産生すること。腸粘膜のエネルギーとなり、蠕動運動促進させる。腸内のPHを下げ悪玉菌の繁殖を阻止。栄養の吸収をさせる。腸内管のGLP-1分泌を刺激して血糖値調整を行う。
水溶性食物繊維
不溶性食物
カンジタ菌がある方は果物は控える
農薬、添加物は腸内環境を悪化させます。
亜硝酸NAは腸内細菌が壊します。
無農薬野菜を徹底するのは難しいので、野菜はできるだけ洗うと良い。
水でよく洗う:桶に水をためて最低1分、できれば5分野菜を入れて揺すり洗い。農薬専用の洗剤を使うのも良い。
かぼちゃなどの硬い野菜はスポンジなどで30秒擦り洗う
キャベツの一番上の葉は捨てる
皮をむく。カット後茹でるまたは茹でこぼしをする。
煮込み料理の際アクをよく取る。(肉に含まれる有害物質の除去にも良い方法)
塩揉み、板ずりの下処理も効果的、塩により水分が引っ張られ、一緒に農薬も流れる。板ずりの場合、表面に傷が付きクチクラ層(表面の下層)に残留している農薬を洗い流すことができる。
もちろんですが、新鮮なものに勝るものはありません。
神経質にならない程度に、加工品ではなく新鮮な野菜やお肉を食べるよう心がけましょう。