院長の紹介

氏名

小家 伸吾(こいえしんご)

出身

珠洲市若山町北山

生年月日

1983年8月12日

血液型

O型

趣味

筋トレ/家族で旅行/技術セミナーの参加/パン作り

交際

既婚・子供2人

この仕事を始めたきっかけを教えてください。

2014年暮れに母が病気で入院したことがきっかけに、東京から珠洲へ戻る決意をし、治療家の道を志しました。

母の病気をなんとかしたい!と2つ上の兄と真剣に話し合いました。

「整体で母の病気を少しでも良くしたい。」

京都で整体院を長く経営している兄に背中を押してもらいながら、珠洲で開業する決意をしました。

そこからは母を看病しつつ、毎月関西へ勉強に通い、出張整体をしながら経験を積みました。

体の不調で悩む人たちが元気になって、喜んでくれることが嬉しくて、人の健康に関われるこの仕事がどんどん好きになっていきました。

そこからは順調だったのですか?

いえいえ。すぐに大きな壁にぶつかりました。

2017年1月には珠洲市飯田町に『のと整体』を開院しました。

しかし、その2ヶ月後、残念ながら母は亡くなってしまいました。(享年61歳)

母を良くしたいと思っていた僕は、心にぽっかりと穴が空き、モチベーションを失ってしまいました。

さらに、何をやっても治らない患者さんが増えてきました。そういう方ほど症状は重く、日々苦しんでおられ、要求も厳しくなります。

なのに、力になってあげることができない。同じ施術で治っていく人と治らない人がいる。なにが間違っているんだろう?

そんな風に自分を責める毎日が続きました。

そんなこともあったんですね…

2018年、もっともっと視野を広げて勉強しなければいけない。様々な勉強会に参加し知識と技術に磨きをかけました。

そんな中、大阪の先生との出会いに衝撃を受けました。

その先生にかかると、病院では原因不明と言われた不調も改善し、普通の生活を送れるようになる。

そんな奇跡のような技術力も凄いのですが、患者さんと真摯に向き合う姿勢に感銘を受けました。

その人のように出会う人達の人生を180度好転させてしまう。

僕もこんな風になりたいと心から思いました。

そこから徐々に多くの方から「ありがとう」の声をいただけるようになってきました。

大切な健康に関わることができて、面と向かって「ありがとう」を頂けるこの仕事が改めて好きになりました。

また私生活の方でも、母が亡くなってから3ヶ月後に出会った女性と結婚し、子供も授かることができました。家族を守るという新しい目標も見つかり日々充実しています。

今の自分がいるのも、これまで僕を信頼して来院してくれた多くの患者さん、背中を押してくれた兄、成長するきっかけをくれた先生、そしていつも支えてくれる家族の存在のおかげです。

今後の目標について教えてください。

母が倒れる前までは、どう生きるべきか迷ってフラフラしていた僕でしたが、今は自分のやりたいことが明確になりました。

それは、生まれ育ったこの奥能登の健康を支え、地域に貢献することです。

確かに奥能登の人口は減っていますが、痛みや不安で悩む方が減っているわけではありません。

『ありがとう!』『おかげさまで治ったよ!』と多くの方に笑顔をいただくため、日々技術に磨きをかけ、患者さんの「こころ」を大切にできる治療家を目指していきます。

将来は、奥能登に母と同じような状況で悩む方のお役に立てるような場所を作っていきたいです。

のと整体