根本治療には、腸・炎症→デトックス→ホルモン(副腎→甲状腺→性)→エネルギー→脳の順番。

これをピラミッドに例えると、低血糖の海に浮かんでいる状態。

だから、まずは低血糖のコントロールが大切になる。

血糖のコントロールがうまくいかないと、食事のコントロールもうまくいかない。

捕食をこまめに行い、アドレナリンが出ないように、インスリンが出過ぎないようにギリギリのラインを狙っていく。2〜3ヶ月くらいで副腎が回復してくるので、食事と食事の間が空けれるようになってくる。

まずは3ヶ月低血糖ケアをがっつり行う。

治療は、まずは腸。水銀などの重金属の8割は便。

腸の働き

1、吸収(栄養の消化・吸収)2、免疫(外敵の撃退と侵入防止免疫/細胞の7割)3、排泄(排泄物・有害物質の排除)

腸の治療は腸だけをやっていてもダメ。

その理由が、口→胃腸→肛門までの一本の管を消化管という。ということで、口腔内や胃に問題があると腸に悪影響をもたらしてしまう。

胃の役割→食べ物を消化する。主にタンパク質。胃酸には抗菌・殺菌作用がある。※唾液や胆汁にも抗菌・殺菌作用があるので、これが減ってしまうとシーボのようなお腹の中で最近が増えてしまう症状が出る。同じものを食べていても食中毒にならない人、なる人がいる。これは、胃酸が少なかったり、良く噛まずに唾液が少なかったりが原因の一つに考えられる。

小腸の役割→食べ物を膵液の消化酵素によって最小単位まで分解し、分解された栄養を吸収する。

大腸の役割→小腸で消化されなかった残りカス、腸内細菌などで便を形成、一部は腸内細菌によって分解し有機物を生成(乳酸発酵、腐敗)便の3分の2は腸壁や腸内細菌叢なので、少食だったり、断食をしていても毎日便が出るのが普通。腸の蠕動運動が悪いと腸壁が剥がれ落ちずに便秘になったりする。腸内細菌叢の一部は乳酸発酵を行っている。いい発酵を乳酸発酵、悪い発酵を腐敗。腐敗は未消化のタンパク質が悪性の栄養源になって悪性菌が異常発酵すること。

胃の役割を細かく

胃酸が出ている。タンパク質の分解酵素の素(ペプシノーゲン)+胃酸=ペプシン→分解酵素。5感によって刺激される。見る・嗅ぐ・聴く。食べ物が胃に入った刺激

胃酸分泌抑制の原因

・早食い、良く噛まない。・胃酸抑制剤の乱用・ストレス過多(交感神経優位、胃腸が動かない。)緊張すると食用くがなくなる・カフェイン乱用(コーヒー、コーラ、お茶、エナジードリンク、風邪薬に含まれることもある)

タンパク質消化の吸収

胃→ペプシンにより、タンパク質をペプチドに分解

十二指腸→ペプチターゼにより、ペプチドをアミノ酸に分解

小腸→粘膜から吸収され、一旦アミノ酸プールに貯蔵。そこで別のタンパク質に再合成。

アミノ酸単体では意味を成さない。再合成されて機能する。

栄養療法はタンパク代謝を上げるか。摂取量を増やす高いサプリやプロテインをいくら飲んでいても消化・吸収されなければ意味を成さないので、(栄養療法ではない)いかに胃腸の働きを回復されるかが重要になる。

タンパク質の消化を良くする方法

肉を塩麹やパイン・キウイなどの搾り汁、すりおろしの玉ねぎに漬け込む

食物酵素の力。缶詰のパインは加熱されている。酵素は熱に弱いで消化酵素が減少。生のパインやキウイの搾り汁にお肉を付け込む。塩麹に鶏肉を付けておくことでも柔らかくジューシーになるには消化酵素の働き。

食事中は大量の水分を摂らない。胃酸が薄まるため。冷たい水も交感神経を優位にしてしまうので、控える。温かいスープならOK。食事中に水分をガブガブ飲むことは控え、水分は食事中以外でこまめにとる。

直前に酸っぱいものを食べる。酸っぱいものは、唾液も胃酸も分泌する。レモン水、りんご酢、梅干し、梅和えや酢の物などの小鉢をプラスする。胃の粘膜が弱っている方はレモン水、りんご酢、胃酸のサプリを飲むと刺激になることがあり、お腹が痛くなることがあるので、食後でもOK

大根おろしは粘膜の刺激にならない。3大栄養素の消化酵素含んでいる。胃酸も分泌する。パセリをミント、レモンバーム、消化を促進する。

良く噛んでためる。一口30回。お箸を置いてゆっくり時間をかけて。

ストレスに影響を受ける。低血糖対策が必要。捕食をこまめにすることで、過緊張がとれて食欲が出てくることが多い。

小腸の働き

消化酵素と絨毛

消化酵素は小腸じゃなく、膵臓

のと整体